本郷意匠系教員紹介

伊藤  毅 教授  (都市史、建築史)
当研究室では、主として日本の都市および建築の歴史を研究している。具体的には、文献・古地図・絵画史料等を用いて、古代から現代に至る日本の都市の形態や景観の歴史に関する実証研究と、現在各地に残る伝統的な都市の保存・再生に関する調査研究を並行して行っている。建築については、都市を構成する要素として捉え、住宅・宗教建築・都市施設などの諸建築の歴史を都市的な文脈のなかで再考する。
伊藤研のホームページへのリンク
隈  研吾 教授  (建築設計論・都市論・デザイン論)
1.建築・都市・地域および建築・ランドスケープ・プロダクトの領域をまたぎ、つなげるデザイン
2.ストラクチャー・マテリアル・メカニカルを総合的にとらえ、結びつけるデザイン
3.サステイナブルデザイン・フィジカルデザイン・インフォメーションデザインを横断する方法
隈研究室ホームページへのリンク
西出 和彦 教授  (建築計画、建築意匠)
人間がより豊かで多様な関わりをもてる環境を作ることを目的とし、人間が環境をどのように知覚・認知しているか、あるいは環境における人間行動、生態など、人間が本来的に持つ性質を実証的な観察・実験により明らかにし、それを基礎とした建築・室内・環境デザインの理論を構築するための研究を行っている。具体的には、人間個体まわりの空間、住宅内、病室、オフィス、公共的空間などを対象としている。
西出・大月研ホームページへのリンク
藤井 恵介 教授  (日本建築史)
日本の歴史的建築の研究が最も中心のテーマであるが、中国・韓国・朝鮮あるいはイスラム教の国々との比較研究も行っている。主たる問題関心は次の通り。

  • 日本の伝統的な材料である木を用いた建築の技術の発展過程、およびその可能性、あるいはそれに特有な意匠の分析。
  • 様々な建築の平面の発展過程、その社会との有機的な関連。
  • 失われゆく木造建築の保存。
  • それらが複雑に絡み合った歴史的都市の保存。
藤井研のホームページへのリンク
岸田 省吾 教授  (建築意匠、建築理論)
建築の設計及び設計理論の教育研究を行っている。理論研究としては建築の動的な形態の研究を行っている。これは建築や建築群の形態が時間の中で形成され、変容を遂げていく時の様態を形態論として解明しようとするものである。キャンパス計画室における東京大学のキャンパス再開発計画にも参加し、理論研究と平行し実際の設計活動も行っている。
岸田研ホームページへのリンク
大月 敏雄 教授 (建築計画・住宅地計画・ハウジング)
建築の設計とは、要求相矛盾する多数の人間の生活を合理的に支援する環境をいかに構築するかという作業といえる。その設計の基礎となる考え方を導くために、すでにある環境を人間がどのように使いこなしているかを解明することを目指している。 また、従来の建築学は主として「新しく環境を構築する」ことに主眼が置かれていたが、環境問題・高齢少子化・経済低成長を背景とした現在、「すでにある環境をいかにつくり変えていくか」ということも重要となっており、こうした「空間のストック」をいかに次世代に継承していくかということにも取り組んでいる。
西出・大月研のホームページへのリンク
加藤 耕一 准教授  (西洋建築史、西洋近代建築史)
当研究室では、主として西洋における古代から近代に至るまでの歴史的建築を対象として研究を行う。文献史料や遺構の調査に基づく実証的なアプローチにより、建築の様式、理論、デザイン、空間、技術、構法などの変化、発展や地域、時代ごとの影響関係などを明らかにする。
また、歴史的建築の保存に関して、世界各国で試みられている技術と方法を研究し、歴史的建築を保存することの現代社会における意義を考察する。
加藤研のホームページへのリンク
千葉  学 教授 (建築設計、都市環境デザイン)
当研究室では、建築を都市空間との連関の中で捉えることで、新たな設計論の構築とそれにもとづくより実践的な設計プロジェクトの可能性を探ることを主眼としている。とくに最近では、都市のヴォイド空間、都市の密度、あるいはランドスケープデザインといった視点での都市分析を行いつつ、そこから獲得できる視点を具体的な建築プロジェクトへと反映させるための理論構築と実践的検証を中心に行っている。
千葉研のホームページへのリンク
小渕 祐介 特任准教授  (建築設計、Global30)
(執筆中)
小渕研のホームページへのリンク